生野毅ライブ 新・剪燈新話 第三夜「異住」

 皆様。

 酷暑と節電の厳しい夏が続いておりますが、皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
 さて、来る8月20日(土)に、『新・剪燈新話〜生野毅の怪談ライブ』第三夜「異住」を開催し、極上の納涼のひとときを皆様にお届けしたく存じます。
お届けするのは、この酷暑なのになぜか絶対に冷房の効いた部屋に入りたがらない男の血も凍る身の上話、そして幽霊屋敷…といずれも夏にふさわしいコワイお話。そして、いずれも家屋にまつわるお話であるが故に「異住」というサブタイトルをつけました。

 今回は上演後に「恐怖」をめぐるトークを行うことにいたしました。ゲストとして、詩人の広瀬大志さんをお招きいたします。
 広瀬さんは<存在>や<世界>の根底における<恐怖>を根本動機としつつ(それは言いかえれば根本における<哀しみ>あるいは<愛>と呼び変えてもよいかもしれません)、独自の詩的言語を築き上げて来られた詩人です。近年はまさに 3.11 以前/以降の世界を鋭く本質的に抉る予見的な詩的時空を開示され、その作品はいよいよ比類ない強度をたたえてきております。

 ちなみに広瀬さんは私の人生における最初の詩の先輩というべきかたですが、もう25年近く前に初めてお会いした頃から、ホラーやカルトな映画、小説についても熱く語り合ってきた仲で、その独特の造本もあいまって現代詩の世界を震撼させてきた広瀬さんの個人誌『妖気』に執筆させて頂いたのも楽しい思い出です。広瀬さんはいわば私にとって<恐怖>の師、でもあるのです。自ら楽器を巧みに奏でられ、音楽にも造詣の深い広瀬さんは、朗読の名手でもあり、トークではその美しく迫力ある肉声で、戦慄すべき詩作品の朗読をお願いできればとも考えております…。

 それでは皆様と恐ろしくも楽しい一夜を過ごせますこと、心よりお待ち申し上げます。
                             生野毅 拝

 

生野毅ライブ
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生野毅ライブ 新・剪燈新話 第三夜「異住」

    8月20日(土) 開場16:30 開演17:00〜
    席代 1000円

    ★18:45頃より詩人の広瀬大志さんを迎えてトークも行われます。

 



〈 内 容 〉

 (1)詩朗読(生野毅)『嘆きの壁』

 (2)第五話(話数は昨年の第一夜からの通しです)
    『冷気〜冷房を怖れる男』原作/H・P・ラブクラフト
    あのクトルゥー神話の巨匠の初期の傑作。
    皆さん、私はこの酷暑にどうして冷房に入らないのですか…って?
    節電の夏に文字通りあなたの心臓を凍りつかせるオハナシです。

      〜休憩〜

 (3)第六話『囮(おとり)』原作・アルジャーノン・ブラックウッド
    英国恐怖小説の巨匠の異色作。
    とある幽霊屋敷で一夜を過ごすことになった一組の夫婦と若い男。
    三人の愛憎の果てに訪れた血も凍る運命とは…!?

      〜休憩〜

 (4)18:45頃より恐怖をめぐるトークライブ!!
    ゲスト・広瀬大志(詩人)
    恐怖と存在の本質を凝視し、詩を予言の域へと止揚する稀有な詩人と
    生野毅の、恐怖をめぐる迫真のトークライブ。
    広瀬氏の圧倒的な詩の朗読もあります!!

 



 † 生野毅の怪談ライブ『新・剪燈新話』 第一夜の内容については、
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 † 生野毅の怪談ライブ『新・剪燈新話』 第二夜の内容については、
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