「アトミックサンシャイン」沖縄展の検閲に抗議する美術展

「アトミックサンシャイン」沖縄展の検閲に抗議する美術展

 

2009年4月、沖縄県立美術館で開催された「アトミックサンシャインの中へ in 沖縄 ─ 日本国平和憲法第九条下における戦後美術」展で、大浦信行さんのコラージュ作品『遠近を抱えて』全14点が検閲にあいました。

同展はこれまで、ニューヨーク展、東京展と行われてきましたが、沖縄展で展示拒否された今回の事件に抗議するため、美術家・表現者たちによる『「アトミックサンシャイン」沖縄展の検閲に抗議する美術展』を行います。

美術展開催に先立ち、7月18日(土)に〈オープニング・シンポジウム〉を日本教育会館で行います。翌々日の7月20日(月)から 8月1日(土)までギャラリーマキで行われる美術展では、会期中(休廊日を除いて)毎日、ギャラリートークやパフォーマンスも行われます。

表現にかかわる者がこの事件を自らの問題としてとらえ、共に考え、意思表明をしてゆく場をつくっていこうと思います。 私たちは、あらゆる検閲に反対します。 この「ねじまげられた自由」を封じ込めず、みつめていく意志こそが、次世代の創造力を育むことにつながるのではないでしょうか。是非、ご参加ください。

                 主催:沖縄県立美術館検閲抗議の会
                    大浦作品を鑑賞する市民の会
                    富山県立近代美術館検閲訴訟元原告有志

 

    ▼ 詳しくは「アートアクション2009」サイトにアクセスしてください。
      → http://sites.google.com/site/artaction2009/

    ▼ 抗議声明と署名のお願いリンク
      → アトミックサンシャイン沖縄展の検閲に抗議する美術家・表現者有志

      → pdf版は〈こちら〉です(右クリックでダウンロードできます)

    ▼ 大浦作品を鑑賞する市民の会リンク
      → アトミックサンシャイン in 沖縄における検閲に抗議する

    ▼ 告知PR PDFファイルリンク(右クリックでダウンロードできます)
      → オモテ面  → ウラ面

 

 


            →終了しました。ご来場ありがとうございました。

    ●会期:7月18日(土)
    ●時間:第1部…14:00〜17:00 / 第2部…17:30〜20:30
    ●会費:1,000円

    ●パネリスト:下記を参照ください。
     パネラーの方々のプロフィールは→〈こちら〉をクリックしてください
     プロフィールのpdf版は〈こちら〉(右クリックでダウンロードできます)

    ●会場:日本教育会館 9階 第五会議室(下記を参照ください)
        東京都千代田区一ツ橋2-6-2(道案内専用電話 03‐3230‐2833)

 第1部…「沖縄・九条・天皇・検閲・表現をめぐって」
                  鵜飼 哲(一橋大学教員)
                  大浦信行(美術家・映画監督)
                  徐 京植(作家・東京経済大学教員)
                  白川昌生(美術家)
                  針生一郎(文芸美術評論家)
                  毛利嘉孝(社会学者)

 第2部…「沖縄―アトミックサンシャイン展を検証する」
                  比嘉豊光(写真家)
                  新垣安雄(美術家)
                  仲里 効(批評家)
                  太田昌国(編集者)
                  小倉利丸(富山大学教員)
                  宮田徹也(日本近代美術史研究)

 

    

    【最寄駅】
     ;都営新宿線・半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
     ;都営三田線神保町駅(A8出口)下車徒歩5分
     ;東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分
     ;東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分
     ;JR総武線水道橋駅(西口出口)下車徒歩15分
      ※周辺地図はこちらも参照ください。→ http://www.jec.or.jp/koutuu/

 

 

参加作家25名による検閲に抗議・異議を唱える作品、一言コメントなどを展示します。
展示拒否された大浦信行コラージュ作品「遠近を抱えて」も数点展示し、また同じく沖縄県立美術館で館長の指示によりはずされた石川文洋の写真作品も展示します。
その他、70年代ロンドン、ストックホルムで展示されながらも、東京展では拒否された故・山下菊二の版画作品もお目見えします。
昨今の文化状況を照射する若手作家による映像作品も加わり、展示空間そのものがカオス的な表現となり変わります。
さらに会期中は、作家、詩人、評論家、学芸員などによる「ギャラリートークとパフォーマンス」を連日行います。

             ■期間:7月20日(月)〜 8月1日(土)
             ■会場:ギャラリーマキ ※入場無料
             ■開廊:13:00〜20:00(日曜休廊)

  《出品作家》新垣安雄
        井口大介
        比嘉豊光
        池田龍雄
        石川文洋
        大榎 淳
        大浦信行
        大川 祐
        桂川 寛
        金山明子
        金城 実
        黒田オサム
        小島 昇
        嶋田美子
        白川昌生
        富山妙子
        畑 泰彦
        藤江 民
        細谷修平
        藤井 光
        堀 浩哉
        堀川紀夫
        松本 旻
        みかんぐみ
        八鍬瑞子
        山下菊二
        緑青

  《コメント展示》大西赤人 小倉正史 コリン・コバヤシ 日夏露彦 鎌田 慧
                                  …他多数

 

             ■期間:7月20日(月)〜 8月1日(土)
             ■会場:ギャラリーマキ ※入場無料
             ■イベント時間:18:00〜20:00(日曜休廊)

《ギャラリートーク》

 7月20日(月) 黒田オサム(パフォーマンス)
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   21日(火) 遠藤水城(キュレーター)× 暮沢剛巳(美術評論家)
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   22日(水) 藤井光(アーティスト)× 清水知子(英国文化研究)
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   23日(木) 池上善彦(『現代思想』編集長)× 友常勉(日本思想史)

          グローバル資本主義に抗する運動実践や50年代東京南部
          サークル運動の再考を、『現代思想』編集長として誌上で
          先駆的に展開してきた池上善彦さん。各地域での聴き取りを
          もとに埋もれた民衆の生活を丹念に汲み上げ、新たな歴史像を
          浮き彫りにする日本思想史研究者の友常勉さん。このお二人が、
          実は密かに戦後日本の文化を方向づけた「文化冷戦(The
          Cultural Cold War)」について、幾度も検閲にあった今回の
          出品作家 故・山下菊二と交差させながら語り合います。

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   24日(金) 堀浩哉(美術家)× 井口大介(美術家)× 毛利嘉孝(社会学者)

          70年代美共闘を経て現代美術を生き抜いてきた堀浩哉さんが
          そのものズバリ、「アトミックサンシャイン」沖縄展のありよう
          に迫ります。
          今回のアートアクションを推進している、怒る美術家・井口大介
          と気鋭の社会学者・毛利嘉孝が応答します。

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   25日(土) 小沢節子(戦後日本美術史)× 小倉利丸(富山大学教員)

          画像等を使いながら丸木夫妻の作品と運動について、占領期から
          50年代半ばの《原爆の図》を中心に、小沢節子さんからお話
          をうかがいます。また、沖繩戦を描くにあたっての経緯や彼ら
          の考えを紹介します。
          今回の事件を念頭に、アートと平和/市民運動、芸術(家)の
          政治へのかかわり方、本土の芸術家が沖繩を表象することの意味
          などにまで言及する予定です。

          小沢節子:著書に『原爆の図−描かれた〈記憶〉、語られた
               〈絵画〉』『アヴァンギャルドの戦争体験 ─松本竣介、
               滝口修造そして画学生たち 』(共に岩波書店)など。

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   26日(日)(休廊)

   27日(月) 金城実(美術家)× 古川美佳(韓国美術文化研究)

          70年反米「ゴザ事件」に刺激され彫刻制作を開始、以降、
          「戦争と人間」をテーマに大彫刻全国キャラバンを実施、沖縄戦
          を生き抜く民衆の命を一大叙事詩ともいうべき大レリーフで表現
          してきた金城実さん。近年は靖国合祀取消訴訟や「琉球侵略400
          年・琉球処分130年を問う」視点から、沖縄本来の文化の見直し
          を図っています。その金城さんに対し、昨夏「アートで表現する
          YASUKUNI展」を企画、今回のアートアクションを推進
          する韓国美術文化研究の古川美佳さんが、靖国から天皇、そして
          沖縄、東アジアの未来を問いかけます。

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   28日(火) 大西赤人(作家)× 遠藤裕二(編集者)

          浦和市立大原中学校2年のとき、ショートショート「計画」を
          執筆、井上光晴らに才能を認められ、中学校卒業と同時に第一
          創作集『善人は若死にをする』を光文社から刊行、作家として
          デビューした大西赤人さん。今回検閲された「遠近を抱えて」の
          作者・大浦信行さんとは若い頃から親交があるといいます。
          若手編集者の遠藤裕二さんは、反ヤスクニ行動など様々な運動を
          行いながら、革命的ジャーナリズムの実践を模索中です。
          数々の小説や評論を生んできた早熟な才能が、若手編集者からの
          問いかけに呼応し、検閲問題から日本の政治文化まで縦横無尽に
          分析します。

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   29日(水) アライ=ヒロユキ (美術批評) × 宮田徹也 (日本近代美術史研究)

          ヨーゼフ・ボイスの自由国際大学日本支部で幅広い現代美術・
          社会活動を経験し、現代美術だけでなく、サブカルチャー、
          社会思想、在日問題などを積極的に取り上げ批評するアライ=
          ヒロユキさん。日本美術形成の過程を追いつつ、戦後美術と舞踏
          の研究から日本の前衛の在り方を問う日本近代美術史研究の宮田
          徹也さん。若手批評家二人が今回の問題を奔放に語り合います。

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   30日(木) 日夏露彦(美術評論家)× 金山明子(画家)


          日本美術界の腐敗の構造を明らかにし、その芸術なき企業化した
          様相を「腑抜け美術界」として論破する美術評論家の日夏露彦さん。
          美術と政治を分断させることなく、例えば、近年の「格差社会」の
          歪みを自らにひきつけ描く画家・金山明子さんとが、表現の自由や
          検閲が横行する日本の美術界について忌憚なく語ります。

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   31日(金) イトーターリ(パフォーマンス)

          ゴム、鉄板、鏡、アルミなどの素材を駆使し、ビデオ、CG映像も
          折り混ぜたマルチメディアパフォーマンスによって女性の身体や
          生き方を表現してきたイトー・ターリーさん。パフォーマンス活動
          と並行して各地のアーティストとの交流を深め、ジェンダーについ
          てのプロジェクトに積極的に参加。近年は「日本軍従軍慰安婦」
          など歴史に翻弄されるアジアの女性の痛みを表現。沖縄の佐喜眞
          美術館蔵丸木夫妻作「沖縄戦の図」の前でパフォーマンスも実践
          しました。
          その身体が展示空間で私たちに何を問おうとするでしょうか?

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 8月 1日(土) 大浦信行(美術家・映画監督)× 針生一郎(文芸美術評論家)

          展示最終日のトークを飾るのは、富山・沖縄と2度の検閲にあった
          「遠近を抱えて」の作家・大浦信行さん。その大浦さんが「遠近を
          抱えて」という「自画像」をさらに推し進め、日本の歴史の古層か
          ら滲み出る民衆の鼓動を伝える映画「日本心中」の主役でもあった
          文芸美術評論家・針生一郎さんと対話します。
          「沖縄・九条・検閲・表現」をめぐる核心が二人の応答によって、
          螺旋を描くように新たにをあぶりだされます。

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《パフォーマンス》

 7月20日(月) 黒田オサム(パフォーマンス)
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 7月31日(金) イトーターリ(パフォーマンス)
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