「アトミックサンシャイン」沖縄展の検閲に抗議する美術展
〈オープニング・シンポジウム〉パネラー・プロフィール


■鵜飼哲 一橋大学教員
1955年生まれ。フランス文学・思想、ポスト植民地文化論研究。
雑誌『インパクション』編集委員。
2004年以来「連続ティーチイン沖縄」のメンバーとして、
沖縄の反基地闘争、文化運動との連携を模索。
著書に『抵抗への招待』、『応答する力』『主権のかなたで』などがある。
■大浦信行 美術家、映画監督
富山生まれ。針生一郎を主人公にした「日本心中」を
2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品、
02年シネマ下北沢にて上映。
新作映画「9.11−8.15 日本心中」06年10月ポレポレ東中野で上映。
■徐京植 作家、東京経済大学教員
1951年京都市生まれ。在日朝鮮人2世。
「ディアスポラ」の視点からさまざまな文化事象について論じている。
2004年、東京経済大学において
国際シンポジウム『ディアスポラ・アートの現在』をオーガナイズ。
主な著書:『私の西洋美術巡礼』みすず書房、
『青春の死神−記憶の中の20世紀絵画』毎日新聞社、
『プリーモ・レーヴィへの旅』朝日新聞社、
『ディアスポラ紀行』岩波書店、『半難民の位置から』影書房
■白川昌生 美術家
1948年 北九州戸畑生まれ。国立デッセルドルフ美術大学卒業。
技能、実践としてのアーチスト。「美術,記憶,生」(水声社、2007年)
■針生一郎 文芸美術評論家
1925年宮城県仙台市生まれ。東京大学大学院美学科卒業。
前、美術評論家連盟会長。
戦中、日本浪漫派の保田與重郎に強い影響を受けるが、
戦後は53年に日本共産党入党、美術批評活動を開始、
60年安保闘争では共産党主導部を批判し除名される。
62年花田清輝、瀧口修造、岡本太郎らと前衛芸術活動。
展覧会企画多数、編纂『戦争と美術』等。
■毛利嘉孝 社会学者
1963年長崎県生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPhD
(社会学)MA(メディア&コミュニケーションズ)、東京藝術大学准教授。
NPO法人アート・インスティテュート北九州(AIK)ディレクター。
専門は社会学、文化研究、メディア研究。
『文化=政治−グローバリゼーション時代の空間の反乱』、
『ポピュラー音楽と資本主義』等。

■新垣安雄 美術家
沖縄県南風原町生まれ。
1963年、第15回沖展『抵抗』入選、
1968年、二人展、新垣安雄、大嶺實清で『亜鉛版と鉄条棚』を出品、
1973年、第5回個展。米軍の武器を素材にしたイベントで、反戦のオブジェ展、
1975年、戦後30年を問う「オキナワの痕」野外展(与儀公園)、
1993年、「風化への抗」展(画廊沖縄)、
1995年、沖縄戦後美術の流れシリーズ1『三極のオブジェ』出品、
1998年、琉球弧・美の渦流招待作家展−美術表現の現在『拮抗から』出品、
1999年、第33回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞、
2002年、「島シリーズ」展(前島アートセンター)、
2007年、「憲法九条の碑」「鎮魂と平和の鐘」デザイン製作
■太田昌国 編集者
主として民族問題・南北問題の視点から、
内外のさまざまな問題についての発言を続けている。
著書に『「ペルー人質事件」解読のための21章』、
『〈異世界・同時代〉乱反射』、『日本ナショナリズム解体新書』、『「拉致」異論』、
『「国家と戦争」異説』、『暴力批判論』、『チェ・ゲバラ プレイバック』、
編著に『アンデスで先住民の映画を撮る』など。
アトミック・サンシャイン東京展のシンポジウムには発言者として参加している。
■小倉利丸 富山大学教員
ピープルズプラン研究所運営委委員、インパクション編集委員、
元富山県立近代美術館検閲訴訟原告団事務局長。
著書に『アシッド・キャピタリズム』(青弓社)、
『カルチャークラッシュ』(社会評論社)、
『多様性の全体主義・民主主義の残酷 −9・11以降のナショナリズム』
(インパクト出版会)など。
■仲里効 批評家
1947年、南大東島生まれ。批評家。法政大学社会学部卒。
1995年に雑誌『EDGE』を創刊。
著書に『オキナワ、イメージの縁(エッジ)』(未来社、2007年)、
『オキナワン・ビート』(ボーダーインク、1992年)、
写文集『ラウンド・ボーダー』(APO、2002年)など。
映画『夢幻琉球・つるヘンリー』(高嶺剛監督、1998年)の共同脚本や、
2003年山形国際ドキュメンタリー映画祭沖縄特集「琉球電影列伝」の
コーディネーターを務めるなど、幅広く活躍している。
■比嘉豊光 写真家
1950年、読谷村生まれ。琉球大学美術工芸学科卒。
1976年自主ギャラリー「あ〜まん」設立に参画。
「今日の写真・77」、「琉球烈像」(2002年)、
「記憶と記憶のトライアングル」(2003年)、
「写真0年沖縄」など個展・グループ展多数。
写真集に『熱き日々inキャンプハンセン』(石川真生との共著、
あ〜まん、1982年)、『95夏沖縄・50年目のレクイエム』
(ゆめあ〜る、1995年)、『光るナナムイの神々』(風土社、2001年)、
『赤いゴーヤー』(ゆめあ〜る、2004年)がある。
■宮田徹也 日本近代美術思想史研究
修士論文「百済観音考」で日本美術形成の過程を追った後、
戦後美術と舞踏の研究から日本の前衛の在り方を問う。
主な活動に「池田龍雄画集」(2006年/沖積社)参考文献編纂、
「かたちの発生とその評価—美術史的見解から」(「形の科学会誌
第21巻 第3号/2007年3月)、「山口長男《軌》のマチエールについて」
(「横浜美術館研究紀要」第9号/2008年4月)、
雑誌「Corpus—身体表現批評」編集委員。
