「日」の闘い, 声の「碑」 岡村 淳 ドキュメンタリー映像上映会

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 「赤い大地の仲間たち フマニタス 25年の歩み」(2006年/66分)

 

  ■日時:5月2日(金) 18:30 上映開始(18:15 開場)入場無料・カンパ制
      30名限定 要予約 ☆上映後は監督によるトークがあります☆

  ■お席が限られておりますので, 予約制とさせていただきます.
   お手数をおかけしますが, サウダージブックス宛に e-mail で
   ご予約をお願いいたします.
   企画・問い合わせ:サウダージブックス
   → e-mail: saudadebooks@aol.com

  ■上映会の電子フライヤー(pdf版)が以下のURLにあります。
   → http://olivrodobanam.web.fc2.com/humanitas.pdf

 

 

†「日」の闘い,声の「碑」——岡村淳 ドキュメンタリー映像上映会

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在ブラジルの記録映像作家・岡村 淳さんのドキュメンタリー作品「赤い大地の仲間たち」を上映します。
岡村 淳さんはテレビ・ドキュメンタリーの制作を経て,みずから移民となってブラジルに渡り,以降インデペンデントの立場を貫きながら映像による記録活動を行っています.小型のビデオカメラを片手に名もなき日系移民の声に耳をすませ,ブラジル奥地の「土地なし農民運動」や環境問題の現実に目を向ける.取材・撮影から編集まで,基本的にすべての制作過程を一人でこなす.そして作品とともにブラジル,日本列島,台湾を巡回しながら,みずからの立ち会いのもと,各地の有志とともに自主上映会を開く——そんな旅する映像作家が,隅田川沿いの映画小屋にやってきます.今年 2008年は,日本からのブラジル移民が百周年を迎えます.しかしマスメディアが顕揚する日系人の「成功」や「勝利」の物語から遠く離れた地平では,多くを語ることなく日々の喜びと悲しみを抱きしめ,ただひたすら生きることに心を注ぐ人びとがいます.歴史という大海の波に翻弄された果てに,無人島へ打ちあげられた小石のような,かれらの声,かれらの記憶,かれらの口碑.知られざる日系人の生の闘い,そしてブラジルの日々の闘いを丹念に掬いあげる映像作家・岡村 淳さんの共感と共苦の「まなざし」を,この機会にみなさんと共有したいと思います.

 

†作品紹介 「赤い大地の仲間たち フマニタス 25年の歩み」

「とんでもないことを始めてしまった」.ブラジル奥地のハンセン病患者の隠れ里に迷い込んでしまった若き日本人神父・佐々木治夫さん.佐々木神父は何の知識も資金もないまま,彼らのための診療所作りを始めた.そして25年——「フマニタス(人類愛)慈善協会」はハンセン病の診療センターに始まり,ストリート・チルドレンの更正・授産施設や,土地なし農民たちの支援にまで活動を広げている.ブラジル奥地にも及ぶグローバリゼーションの荒波は,新たな貧困と差別を生み出し続け,フマニタスの闘いは尽きることがない.第三世界の社会的弱者と共に生きる日本人神父と修道女たちの愛と闘いの記録.岡村と親子ほども歳の違う「先輩」・佐々木神父との10年にわたる友情に応じた作品.

 “HUMANITAS, 25 anos de atividades: Companheiros da Terra Roxa”
    2002年初版制作・2003年改訂版制作/66分(改定版)
    2005年ポルトガル語版制作
    2006年日本語・ポルトガル語バイリンガル版制作
    制作・構成・撮影・編集・報告:岡村 淳

 

†作家紹介 岡村 淳 / Jun Okamura

1958年東京生まれ.記録映像作家.早稲田大学時代は考古学・民俗学を学びながら縄文文化の痕跡を調査.卒業後,日本映像記録センター(牛山純一代表)に入社.数々のテレビ・ドキュメンタリーの制作を手がけた後,87年に独立し,ブラジル・サンパウロ市に移住.南米の日系移民,環境・社会問題などをテーマに,ビデオによる記録活動を展開中.自主制作の代表作に「郷愁は夢のなかで」(98年),「ブラジルの土に生きて」(00年),「パタゴニア 風に戦ぐ花 橋本梧郎南米博物誌」(01年),「40年目のビデオレター・アマゾン編」(02年),5時間16分の長編「アマゾンの読経」(06年改定)など.最新作「あもーる あもれいら・第1部」は,本年の「優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.21」(下高井戸シネマ)にて上映.