
1月31日(木) 午後7:00開演
2月 1日(金) 午後7:00開演
2月 2日(土) 午後5:00開演
入場料:1500円(予約制)
(開場は開演の15分前)
※お席が限られておりますので、予約制とさせていただきます
お手数ですが Mail にてご予約お願いいたします
→ Mail : 
→ おまけフライヤー!
作・構成:関 さなえ
協 力:加藤 和美、501工房
企 画:ギャラリーマキ
制 作:吉田 京子
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「白は何をたくわえる」に宛てた手紙
謹啓
内容をまるで知らされないままに書き始めています。
それにしても姉さん、いったい何を くわえるというのでしょう。
今日はこの問題について考えてみようと思い、キーを叩きます。
− 解題(解体・文体・身体) −
くわえる、とひと口にいいましても、
「ひと口にくわえられるモノ」というのは人それぞれ、いろいろですよね。
ぼくは昨日、アパートから駅までの道すがら出合ったひとびとに、
また尋ねてみたのです。
「えっ? …んーっと、雪見大福、とか。」(19年 女)
「な、なんですかあなた! ん、まぁ…ハンカチですね。」(57年 女)
「急いでるんですけど…。 たまに薔薇とか。(笑)」(33年 女)
「はあい?もちっと おおきな声で、言ってくれんかね?
あぁ、あたしゃこう見えて 骨をくわえてんだよ。」(78年 女)
それがいったいどうしたのだと、お思いでしょう?
でもぼくは(そう聞かれる前に)また思ったんです。
どうやら男よりも女の方が 何かをくわえるみたいだし、
少なくとも 答えてくれるな、と。
それがいったいなんなのだと、お思いでしょう?
でもぼくは(そう聞かれる前に)いま一度、タイトルを見直しました。
するとそこには、「たくわえる」と書かれているではありませんか!
なるほど まず見てモノを言え、とはよく言ったものです。
道すがら尋ねてみて感じたことを反芻しながら、
尋ねたのと同じその道にタイトルを置いて、また見たのです。
ははぁ、…そうか!
「た」をくわえる、ということであったか!!
ぼくは思わず膝を打ち、
他(た)とか 田(た)とか
多(た)とか 手(た)とか
太(た)とかをくわえて、口ずさんでみました。
tat – too – [ka](何) tat – too – [ka](何)
tat – too – [ka](何) tat – too – [ka](何)
tat – too – [ka](何)・・・
※ “Tatting/タティング” はレース編みの一つ
不思議なことは起こるモノです。
ぼくなりにもきちんとくわえてみようと思い、
それらが三連符なのか三拍子なのかを思案していましたところ、
その道には(ぼくが思案し始める前から)より重要そうな顔をした、
また別の問題が首をもたげているではありませんか!
なるほど まず見てモノを言え、とはよく言ったものでした。
道すがら尋ねてみて感じたことを反芻しながら、
尋ねたのと同じその道にタイトルを置いて見た時、
(ぼくが思案し始める前から)もたげていたその首が、
ぼくを口ずさませていたに違いありません。 …でも、どうやって?
人はどうして口ずさむのか。
croon a lullaby in a low voice.
そのもたげた首の下に「何か」がたくわえられているのでなければ、
これはどうにも腑に落ち難い・・・という感じがして来ませんか?
そして口がずさむのであれば、
身体がずさむことだって、あるんじゃないでしょうか。
そんな風に感じられて、ぼくはまたこの道を来たのです。
からだは、如何にしてずさむのでしょう_?_
How do you dance_?_
道すがらよく見ていると
そんな題/問題が ソコにはあるんじゃないか、と思いました。
これは題問題ですね(^^ゞ
お送りいただいた葉書をポケットから取り出して、
ようやく見てみようという気になったのです。
うん。
開かれてる頁は 中ほどで綴じられていますでしょう?
だから綴じてるところの数は、
開いてる頁の数より必ず1つ、足りないんです。
あたりまえのことですよね。
だけど|だから
ソコには問いの曲がり角、
問いの踊り場があるように、思われて来るのです。
道すがら、そんな風にあれこれと考えながら歩いて行きますと、
晒され肉のはがれ落ちたドクロがシロの出自でもあったことを思い出し、
ぼくは不意に立ち止まっていました。ソコから顔を上げると閉じた扉があり、
少し上のところに 402 と書かれてあります。
そして扉の向こうからは 小さな踵の足音が、静かに聞こえて参りました。
・ ・・ ・ ・・ ・・ ・
ぼくは今、
内容をまるで知らないままに、書き終えようとしています。
それにしても姉さん、いったい何を たくわえるというのでしょう。
たくわえる、とひと口にいいましても、
「ひと口にたくわえられるモノ」というのはその道すがら、
その首の下にと、いろ色ですよね。
白は をたくわえた。
Scattering white lead, Her body is humming!
姉さんにまだ肉があるおかげで、
ぼくはそのからだずさむところを見ることが出来そうです。
それをよく見終えるまでは、モノを言うことは出来ない。
そう。思い至ったのでした。
ともあれ、見に来られた人 それぞれの道すがら、
その首の下にと、「何か」がたくわえられる公演となりますように。
楽しみにしています。それではまた。
敬白(08年 男|わだつばさ)
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